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2025.11.27 コラム
全館空調って?
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NEW 新築を検討している方の中で、「家中の温度を均一に保ちたい!」と思う方は少なくありません。
そんなときに候補に上がるのが 全館空調 です。

ここでは、全館空調の概要、種類ごとの特徴、費用目安、注意点までまとめて紹介します。
1. 全館空調とは?
全館空調とは、家全体を1つの空調システムで快適な温度に保つ仕組みのことです。
ただし、全館空調といっても仕組みはさまざま。
大きく分けると以下の3タイプがあります。
| システム | 概要 |
|---|---|
| 大手ハウスメーカー方式 | 小屋裏や床下に大きな空調機器を設置し、ダクトで各部屋に空気を送る方式 |
| オリジナル組合せ方式 | 壁付けエアコンやファンを組み合わせて住宅会社独自で構築する方式 |
| 床下エアコン方式 | 床下・2階ホールなどにエアコンを設置して、家全体をベース空調する方式 |
2. システムごとの特徴
2-1. 大手ハウスメーカー方式
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メリット
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部屋ごとの温度が安定しやすい
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ハウスメーカーのサポートが受けられる
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デメリット
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機器が大きく、設置スペースを確保する必要がある
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導入費用が高額(100〜300万円程度)
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メンテナンスはメーカー指定のみの場合がある
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「家中をほぼ均一な温度で過ごしたい」という方に向いています。
2-2. オリジナル組合せ方式
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メリット
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住宅会社ごとに工夫があり、比較検討できる
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導入費用は100万円前後から
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デメリット
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システムごとの効果差が大きい
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施工や運用に注意点がある場合がある
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住宅会社独自の工夫が魅力ですが、効果やメンテナンスについて理解したうえで選ぶ必要があります。
2-3. 床下エアコン方式
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メリット
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導入費用が比較的安価(50万円前後〜)
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デメリット
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間取りや地域の気候により温度のムラが出やすい
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個室までは温まりにくく、壁付けエアコン併用が必要な場合がある
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断熱性・気密性が十分でないと効果が出にくい
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「まずは簡単に全館空調に近い環境を作りたい」という方向けです。
3. 全館空調を選ぶときの注意点
全館空調は便利ですが、次の点に注意しましょう。
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家の性能に左右される
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断熱性・気密性・日射量・換気方式などで空調効果が変わります
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メンテナンスや故障時の対応
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システムによって対応範囲が異なります
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家族間の感じ方の違い
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温度の好みは人によって違うため、全館空調だけでは不十分な場合があります
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「なぜ全館空調にしたいのか」を明確にして選ぶことが重要です。
例:
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洗面所や玄関を暖かくしたい
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デザイン性を重視して空調を隠したい
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家族間で快適温度の差が大きい
4. 高断熱住宅と全館空調
最近の新築住宅は、断熱性・気密性が高く、壁付けエアコンでも快適に過ごせるケースが増えています。
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全館空調でデザイン性や温度の安定性を重視するか
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個別空調でコストやメンテナンス性を優先するか
家族の生活スタイルや予算に応じて、選択肢を柔軟に考えると良いでしょう。
5. まとめ
全館空調は便利ですが、システムの種類や費用、住宅性能、家族のニーズを総合的に判断することが大切です。
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洗面所や玄関などの非居室も快適にしたい
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デザイン性を重視して空調を目立たせたくない
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高性能住宅であれば個別空調でも十分
全館空調にこだわる必要はありません。家族の生活スタイルに合わせた「快適な空間づくり」が最優先です。



