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2025.11.27 コラム
竣工とは?
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NEW 不動産でよく聞くけれど
意外と知らない言葉をやさしく解説
不動産の広告や契約書に必ず登場する「竣工(しゅんこう)」。
なんとなく“完成したタイミング”というイメージはあっても、実はどこからどこまでを指すのか、正確に説明できる方は意外と少ないんです。
この記事では、竣工の意味・引き渡しとの違い・注意点を、物件を扱うプロの視点から分かりやすく整理してご紹介します。
■ 竣工とは「建物が完成し、検査に合格した状態」のこと
竣工とは、
建物の工事がすべて完了し、法的な検査(完了検査)に合格して“問題なく使える”と認められた状態
を指します。
つまり「工事が終わった日=竣工日」ではなく、
工事完了 + 検査合格
この2つが揃って初めて“竣工”と呼べるわけです。

■ 竣工と引き渡しは別物!
よく誤解されますが、
竣工=すぐ住めるではありません!!!
● 竣工
→ 建物が完成し、検査に合格した日!!
● 引き渡し
→ 契約者へ鍵を渡し、正式に使用できるようになる日!!
引き渡しは、
・代金決済
・設備最終チェック
・書類手続き
などが整ってから行われるため、竣工から1~2ヶ月後になるケースも珍しくありません。
■ 新築マンションで“竣工済み物件”が人気の理由
最近、広告でもよく見る「竣工済み」という言葉。
これは「完成したばかりの新築物件で、実物を見られる状態」という意味です。
竣工済み物件は、
✔ モデルルームではなく、本物の部屋を見て判断できる
✔ 図面とのギャップが少ない
✔ 入居スケジュールが立てやすい
などのメリットがあり、初めての不動産購入でも安心しやすいのが魅力です。
■ 竣工前の物件を購入するときの注意点
一方、竣工前(=未完成物件)を購入する場合は、
“完成したら思っていたのと違った”問題
が起きやすくなります。
特に注意したいポイントはこの3つ。
-
日当たり・眺望は変わる可能性がある
-
音の響き方・生活動線は住んでみないと分からない
-
引き渡し時期がズレる場合がある(工期の遅れ)
未完成物件はメリットも多いですが、
完成イメージをしっかり確認し、必要なら設計変更なども相談しておきましょう。
■ まとめ:竣工は「建物が使える状態になった日」
不動産に関わるうえでとても大切なポイントです。
竣工とは、
「建物が完成し、法的にも問題なく使えると認められたタイミング」
のこと。
完成後すぐに住めるわけではなく、
引き渡しまでにはさらに手続きが必要になる点は覚えておくと安心です。
不動産広告や販売図面で「竣工予定」「竣工済み」という言葉を見かけたときは、
今回のポイントを思い出していただけると理解がぐっと深まります。


