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2025.07.03 お役立ちブログ
その紙、無くさないで!!「権利書」の正体とは
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「権利証ってなに?」知っておきたい大切な話
不動産を持っていると、よく耳にする言葉のひとつが「権利証(けんりしょう)」です。
名前は知っていても、「結局それって何なの?」「なくしたらどうなるの?」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産売買や贈与の場面でとっても重要な「権利証」について、わかりやすくお話しします📖
そもそも「権利証」ってなに?
◎一言で言えば、「これは自分の不動産ですよ」と証明するための書類です。
ただし、ちょっと注意が必要なのが、「権利証=所有権そのもの」ではないということ。
例えば、権利証を誰かに渡したからといって、その人に所有権が移るわけではありません。あくまで“証明するためのツール”という位置づけです。
権利証には「旧式」と「新式」がある!?
実はこの「権利証」、2005年(平成17年)に制度が大きく変わりました。
それ以前に発行されていたものは、B5サイズの紙の書類で、見た目にもいかにも「証明書」といった風格がありました。一方、2005年以降に不動産を取得した場合は、登記識別情報通知という、12桁のパスワードで管理される形式に。
つまり、古いタイプ=紙の権利証、新しいタイプ=パスワード形式というわけです。
どちらにせよ、とても大切なものなので、紛失やパスワード忘れにはご注意を!
もし、なくしてしまったら…?
「え…もう失くしちゃったかも…」
そんな方もご安心ください。権利証をなくしたからといって、不動産の所有権が消えるわけではありません。
ただし、売却や贈与などを行うときにちょっと面倒な手続きが必要になります。
対応策は?→司法書士or公証役場で本人確認
権利証が手元にない場合、以下のような方法で「本人確認」を行うことで、登記手続きが可能になります。
● 司法書士に依頼する
本人確認書類を元に、司法書士さんが手続きしてくれます。
費用の目安はおよそ約5~12万円ほど。
● 公証役場での本人確認
司法書士に頼まず、公証人に証明してもらう方法もあります。
こちらも手数料がかかりますが、選択肢の一つとして覚えておくと安心です。
いずれの方法でも、最終的には実印を使った書類の提出が必要になります。
まとめ:権利証は「家の通帳」くらい大事!
不動産の権利証は、「ただの紙」や「ただのパスワード」ではありません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、「家の通帳」と言えるくらい、大事なものなんです。
「うっかり失くした」「パスワードがわからない」…なんてことにならないように、
しっかりと保管しておきましょうね😊