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おしゃれだけど要注意！？コンクリート打ちっ放しのマンションを買う前に知っておくべきこと

雑誌に出てくるようなオシャレなお部屋に憧れて、「コンクリート打ちっ放しのマンションがいいな」と感じたことはありませんか？

たしかに、デザイン性は抜群。でも、実は住んでみて「思ってたのと違う…」と感じる方も少なくないんです。

今回は、そんなコンクリート打ちっ放しのマンションについて、メリット・デメリットや購入時の注意点をわかりやすくまとめてみました！
「見た目だけじゃなく、住み心地も重視したい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

■ そもそも「コンクリート打ちっ放し」って？

壁や天井などのコンクリート部分に、壁紙やタイルなどの仕上げ材を使わず、そのまま“むき出し”で仕上げる工法です。

外壁に使う場合は、はっ水材や塗料などを塗って劣化を防ぎます。RC（鉄筋コンクリート造）やSRC（鉄骨鉄筋コンクリート造）など、頑丈な構造の建物でのみ使われる工法です。

■ メリットいろいろ！コンクリート打ちっ放しの魅力

◎ デザイン性が高い

独特の素材感があり、スタイリッシュで高級感のある空間を演出できます。型枠の工夫で、木目調や曲線的な表現も可能。インテリア好きにはたまらない仕様です！

◎ 防音性＆防火性に優れている

コンクリートは重くて密度が高いため、音を通しにくい素材。さらに不燃材なので、火にも強く、安心感があります。

◎ 開放的な空間がつくれる

柱の本数を減らせる構造なので、広々とした空間設計が可能。天井高も出せて、ゆったりした印象に。

◎ 火災保険料が安くなることも

耐火性が高い建物は、火災保険料が木造より安くなるケースがあります。ランニングコストの面でも嬉しいポイントです。

■ 知っておかないと後悔する？デメリットと注意点

× 外気温の影響を受けやすい

コンクリートは熱を伝えやすく、断熱材なしでは夏はムシムシ、冬は底冷えします。断熱施工の有無は非常に重要！

× カビのリスクがある

湿気を吸いやすい素材なので、通気が悪いとカビが生えやすくなります。特に壁紙を貼ってしまうと結露の原因になるので注意。

× 建築コストが高い＝家賃も高めに

打ちっ放し仕上げは高度な施工技術が必要なため、建築費が上がりがち。その分、家賃や販売価格にも反映されることが多いです。

■ 購入時に必ずチェックしたいポイント

▸ 断熱施工はされているか？

断熱材が使われているか、外断熱なのか内断熱なのかを確認しましょう。暮らしやすさに直結します！

▸ 角部屋・最上階は避けた方が安心

断熱が弱い物件では、外気の影響が大きい角部屋や最上階は暑さ・寒さが顕著です。できれば中部屋を狙いましょう。

▸ 湿気・カビ対策がされているか？

24時間換気や通気性の良い設計か、カビが発生していないかなど、内見時にしっかり確認を。

■ 快適に暮らすための湿気対策

• こまめに窓を開けて換気する

• 家具を壁から少し離して配置する

• 除湿機やエアコンの除湿モードを活用する

• 収納には除湿剤を置く

ちょっとした工夫でカビ対策はしっかりできますよ！

■ まとめ：おしゃれさと快適さ、両方を叶えるために

コンクリート打ちっ放しのマンションは、おしゃれなだけでなく、防音性・防火性・開放感といった魅力もあります。ただし、その分湿気や断熱性に注意が必要。

購入を検討している方は、見た目だけで判断せず、住みやすさや管理状況もチェックしておくと安心です。

理想のお部屋に出会えるよう、じっくり検討してみてください🌿