飲食店オープン、まずは“物件”から!~理想に近づくため~|不動産買取専門店 共栄エステート

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飲食店オープン、まずは“物件”から!~理想に近づくため~

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希望の店舗物件に出会うには?飲食店開業を目指す方のための物件探しガイド

飲食店の開業を考えている方にとって、「理想のお店をどこに構えるか」はとても大きなテーマですよね。でも、いざ店舗物件を探し始めてみると、「こんなはずじゃ…」と思うこともしばしば。

理想の物件に出会うには、実はちょっとした“コツ”と“準備”が必要です。今回は、店舗物件探しにおいて大切な4つのポイント「賃料・場所・面積・階数」について、わかりやすく整理してみました。


1|希望条件を“具体的に”してみよう

まず大切なのは、自分のお店のイメージを明確にすること。
「おしゃれなカフェをやりたい」「友人知人が集まる小さなお店にしたい」「回転率重視のテイクアウト専門店にしたい」など、方向性によって探す物件は大きく変わります。

たとえば、知り合いが多く住む地域で、広すぎないアットホームなお店を目指すなら、駅チカで広々とした1階店舗は必ずしも必要ないかもしれません。

希望を絞るほど、理想の物件に近づけます!


2|賃料は“売上予測”から逆算しよう

「家賃はなるべく抑えたい」と考えるのは当然ですが、目安になるのは“売上”です。
開業後の売上目標と、必要経費(人件費や原材料費など)を見積もった上で、無理のない賃料の上限を出してみましょう。

注意したいのは「実質賃料」という考え方。家賃だけでなく、敷金・礼金・共益費・更新料・看板使用料なども含めて総合的に考えることが大切です。

とくに商業ビルなどの場合は、「共益費が賃料と同じくらいかかる」なんてことも。見落としがちな部分こそ、しっかりチェックを。


3|面積は“必要最小限”を見極める

広い店舗は魅力的ですが、広さに比例して賃料も上がります。
「本当にこれだけの広さが必要なのか?」を、オペレーションや客席数を想定しながら考えてみましょう。

また、店舗の「契約面積」と「実際に使える面積(実効面積)」が異なることも。通路・階段・共有部も含めての面積表示になっている場合は、要注意です。


4|場所選びは“通行量調査”がカギ

場所選びで大切なのは、ただ「人が多い」かどうかではなく、「自分のお店に合った人が通るかどうか」。

たとえば、夕方に女性の通行量が多いエリアなら、スイーツやカフェが向いているかもしれません。逆に、サラリーマンが多い場所ならランチや立ち飲みも◎。

時間帯や天候別の通行量を観察してみたり、物件の履歴(以前どんなお店が入っていたか、どれくらい続いたか)を不動産業者に尋ねるのも有効です。


5|2階以上の店舗=NGとは限らない!

「やっぱり1階がいいよね」と思いがちですが、空中店舗(2階以上)でも十分成功しているお店はたくさんあります。

成功のポイントは、

  • 道路から店舗が見えるか?

  • わかりやすい看板があるか?

  • 入り口が目立つか?

  • 看板や広告を階段などに出せるか?

など。見つけやすく、入りやすい設計に工夫すれば、賃料を抑えつつ好立地も狙えます。


最後に

「全部を満たした完璧な物件」は、ほぼ存在しません。
だからこそ、優先順位をつけて、「何を大切にするか」をしっかり整理することが、店舗探しの第一歩。

そして、理想に近い物件に出会えたとき、すぐ動けるよう準備しておくこともとても大事です。

物件探しは、まさに“ご縁”。そのご縁を引き寄せるために、今できる準備をコツコツ積み重ねていきましょう!

 

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