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2025.11.21 コラム
結露の悩み、もう終わり!快適な冬を手に入れよう!
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NEW 結露が発生する原因は?
ーーー家づくりで考えたい3つの対策ーーー
冬になると、窓のまわりにびっしりつく水滴。
「また拭かないと…」と、毎朝のちょっとしたストレスになりますよね。

実は、結露は見た目の問題だけではなく、家の寿命や健康への影響にも関わる大切なテーマです。
今回は、結露が起こる仕組みから、放置した場合に起こりやすいトラブル、そして家づくりでできる対策までをわかりやすくまとめました。
1|そもそも、結露はなぜ起こる?
結露とは、空気中の水蒸気が冷やされて水滴に変わる現象のこと。
空気は温度によって「含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)」が変わり、温度が低いほどその量は少なくなります。
そのため、
-
室内のあたたかく湿った空気が、
-
外気で冷やされた窓ガラスなどに触れると、
-
空気が抱えきれなくなった水蒸気が水滴として表面に現れる
これが結露です。
窓や玄関ドアが目立ちますが、実は
クローゼットの中・壁の隅・家具の裏などでも同じ現象が起きています。
2|結露を放っておくとどうなる?
● 建物の劣化につながる
結露の水分がサッシの周辺から床下や壁の中に入り込むと、
木材を傷めたり、下地が腐ったりする原因になります。
気づかないうちに劣化が進むケースも多く、
住まいの寿命に関わるため注意が必要です。
● カビ・ダニが増えやすくなる
水分が残ったままの環境は、カビが大好きな状態。
壁・窓枠・カーテンなどにカビが広がり、そこを餌にダニが繁殖します。
アレルギー・鼻炎・喘息など健康面のトラブルにもつながりやすく、
小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭は特に注意が必要です。
3|日常でできる結露予防
● 換気で湿気を逃がす
湿気がこもらないようにするのが第一歩。
対角線上の窓を2ヶ所以上開けると風の通り道ができ、効率的に換気できます。
サーキュレーターを使って空気を回すのも効果的です。
● 湿度コントロールを意識する
結露が起きにくい湿度は 40〜60%。
加湿器の使い過ぎに注意し、観葉植物や除湿機なども上手く活用すると快適に保てます。
4|家づくりで考えたい「結露しにくい住まい」のポイント
将来の結露トラブルを減らすには、家を建てる段階での対策もとても重要です。
① 断熱性能をしっかり高める
外気温の影響を受けにくい家は、室内外の温度差が小さく、
結露が発生しにくくなります。
断熱を強化することで、
-
結露しにくい
-
冬あたたかく、夏は涼しい
-
光熱費も下がる
と、一石三鳥のメリットがあります。
② 自然素材を取り入れる
漆喰や無垢材には、湿度を調整する「調湿性」があります。
梅雨のベタつきも軽減でき、機械に頼らない快適な暮らしを実現できます。
特に漆喰壁は吸放湿に加え、消臭・脱臭の効果も期待できます。
③ 樹脂窓+複層ガラスを選ぶ
窓は熱が最も出入りしやすい場所。
アルミサッシに比べ、樹脂サッシは約4倍の断熱性があるとされ、結露対策には欠かせないアイテムです。

複層ガラスと組み合わせることで、窓周りの温度差が小さくなり、結露をぐっと抑えられます。
5|まとめ
結露は、住まいの環境や素材選びによって大きく変わります。
日々の工夫と家づくりでの工夫を上手に組み合わせることで、より快適な空間が生まれます。
暮らしのヒントとして、参考になれば幸いです。


