気づいたら外壁が緑色に…コケ対策の基本|不動産買取専門店 共栄エステート

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気づいたら外壁が緑色に…コケ対策の基本

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外壁のコケ、放置して大丈夫?

原因と掃除方法、予防ポイントまで解説

 

新築から10年ほど経つと、どうしても目立ち始めるのが「外壁のコケ」
こだわって選んだ色やデザインも、コケが生えると一気に古びた印象に…。

でも、外壁のコケは見た目だけの問題ではありません。
放置すると建物の劣化を進めたり、家族の健康にも影響することがあります。

今回は、外壁にコケができる原因や自分でできる掃除方法、さらにコケがつきにくい外壁材や予防法までまとめてご紹介します。


外壁にコケができる原因とは?

外壁にコケが生えるのは、風に乗って飛んできたコケの胞子が外壁に付着し、湿気などの条件が揃うと成長してしまうためです。

つまり、根本的な原因は「コケの胞子」
そこに湿気や日当たりの悪さが加わることで、どんどん増えてしまうのです。


コケができやすい外壁の特徴

次のような条件に当てはまる外壁は、コケが生えやすいといえます。

  1. 川や湖の近くで湿度が高い

  2. 日当たりや風通しが悪い

  3. 木や森林が近くにある

  4. 周囲にコケが生えている家がある

  5. 外壁材の表面が凸凹している

  6. 外壁材が湿気を吸いやすい性質

  7. あいへき外壁の断熱材が湿気ている

特に水分を吸いやすいモルタル壁やリシン壁、ALCなどはコケが繁殖しやすいので注意が必要です。


コケを放置するとどうなる?

1. 建物への影響

コケは外壁に水分を長く留めるため、外壁材の反りや腐食を引き起こす可能性があります。
また、酸性のコケがアルカリ性の外壁に付着すると中性化が進み、雨水の侵入リスクも高まります。

2. 健康への影響

コケの胞子はアレルギー性皮膚炎の原因になることも。窓を開けた際に胞子が室内に入り、くしゃみや目のかゆみの原因になることがあります。


自分でできるコケ掃除の方法

  1. 必要なアイテムを準備
     柔らかいブラシ・スポンジ・雑巾・水・コケ取りスプレー・ゴム手袋

  2. コケ取りスプレーを吹きつける
     広範囲に吹きすぎず、気になる箇所にだけ

  3. やさしく擦って落とす
     力を入れすぎると外壁を傷めるので注意

  4. 水で洗い流す
     商品によっては洗い流し不要のものもあるので、説明書を確認

注意点

  • 高圧洗浄機は外壁を傷める可能性があるので避ける

  • カビキラーやハイター、重曹・酢は使用しない

  • 重度のコケや高所は業者に依頼


業者に依頼する場合の方法と費用

  • 高圧洗浄:1㎡あたり100~300円

  • バイオ洗浄:1㎡あたり300~900円

根が深いコケや広範囲の場合は、専門の業者に相談するのが安全です。


コケを予防するポイント

  1. 風通し・日当たりを良くする

  2. コケがつきにくい外壁材を選ぶ

  3. 森林や水場の近くを避ける

  4. 光触媒塗料を使用する

  5. 防カビ塗料を選ぶ

  6. こまめな外壁手入れ(45℃以上のお湯で拭く)


コケが目立たない・つきにくい外壁材

  • 金属系サイディング・タイル:表面がフラットで水はけが良い

  • :グレー・ベージュ・アースカラーなどの暗めの色

白や明るい色はコケが目立ちやすいので注意してください。


外壁のコケは、見た目だけでなく住宅の寿命や健康にも影響します。
早めの対処と日頃の予防で、美しい外壁を長く保ちましょう。

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