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2025.06.05 お役立ちブログ
梅雨前にできる!庭木を元気に保つケア🌿✨
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ジメジメとした梅雨の季節が、今年もやってきます😱😱。
人にとっては湿度が高く、不快指数も上がるこの時期ですが、庭の植物にとっては、たっぷりと水分を補給し、梅雨明け後の成長に備える大切なタイミングでもあります。
一方で、この時期に庭木のお手入れを怠ると、植物も人と同じように体調を崩しがちになります。病害虫の発生や枝葉の過湿による腐敗など、トラブルが起こりやすい時期でもあるのです。
そこで今回は、梅雨の時期から本格的な夏の到来前までに実施しておきたい、庭木のお手入れのポイントをご紹介します。
梅雨の季節が近づくと、庭木の枝葉が密集し、風通しや日当たりが悪くなりがちです。このような状態が続くと、湿気がこもり、病害虫の発生リスクが高まります。そのため、梅雨入り前に適切な剪定を行い、庭木の健康を保つことが重要です。
🌿 風通しと日当たりの改善
庭木が順調に成長すると、枝や葉が絡み合い、内部まで風や光が届きにくくなります。このような状態では、湿度が高まり、病害虫の温床となる可能性があります。特に梅雨時期は湿度が高くなるため、注意が必要です。
✂️ 剪定で健康な庭木を維持
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高木の「すかし剪定」:枝を間引いて風通しを良くし、日光が内部まで届くようにします。
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低木や芝生の「刈込み」:密集した部分を整えて、風通しと日当たりを確保します。
これらの作業により、古い枝や葉を取り除き、新しい枝の成長や葉の更新を促進します。結果として、庭木の健康を保ち、美しい景観を維持することができます。
🕒 剪定のタイミング
剪定は、梅雨入り前の5月下旬から6月上旬が適期です。晴れた日の午前中に行うと、切り口が早く乾燥し、病気のリスクを減らすことができます。
梅雨の時期は、植物にとって成長のための水分を蓄える大切な季節ですが、同時に病害虫が発生しやすい環境でもあります。庭木を健康に保つためには、予防と早期対策が重要です。
🌿 梅雨時期に注意すべき病気と害虫
病気
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うどんこ病:葉の表面に白い粉状のカビが発生します。重曹や酢を薄めたスプレーで対処できます。症状が広がった場合は、感染部分を切除し、再発を防ぎましょう。
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斑点性病(褐斑病):葉に褐色の斑点が現れ、やがて落葉します。発生部分を取り除き、「STダコニール1000」などの薬剤を散布することで感染を抑えられます。
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もち病・すす病:葉や枝に黒いすす状のカビが付着します。風通しを良くし、発生部分を取り除くことで予防できます。
害虫🐛🐛🐛🐛🐛
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アブラムシ:新芽や葉の裏に群生し、植物の汁を吸います。「ベニカXネクストスプレー」や「GFオルトラン粒剤」などの殺虫剤が効果的です。
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毛虫類・ゾウムシ:葉を食害し、植物を弱らせます。発見次第、手で取り除くか、専用の殺虫剤を使用して駆除しましょう。
🛡️ 病害虫から庭木を守るための予防策
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落ち葉や枯れ枝の除去:庭木の根元に落ち葉や枯れ枝が溜まっていると、病害虫の温床になります。定期的に掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
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風通しの確保:枝葉が密集していると湿気がこもりやすくなります。剪定や刈込みを行い、風通しを良くすることで病害虫の発生を抑えられます。
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薬剤の適切な使用:殺菌・殺虫剤を使用する際は、製品の使用方法を守り、適正な量を散布しましょう。過剰な使用は植物を傷める原因となります。
梅雨の時期に剪定や病害虫の予防を行った後、庭木に適切な肥料を施すことで、夏場の成長を促進し、健康な樹勢を維持することができます。
🌿 庭木の施肥の基本
肥料の三大要素
植物の生育に必要な主要な栄養素は以下の3つです:
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窒素(N):葉や茎の成長を促進します。
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リン酸(P):花や実の形成を助けます。
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カリウム(K):根の発達を促し、病害虫への抵抗力を高めます。
これらの栄養素をバランスよく含む肥料を選ぶことが重要です。例えば、N-P-K比が「8-10-5」の肥料は、窒素8%、リン酸10%、カリウム5%を含んでいます。
🕒 施肥のタイミングと方法
施肥の時期
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芽出し肥(春肥):3月〜5月に施し、春の芽吹きを助けます。
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追肥:6月〜7月に施し、夏の成長を支えます。
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お礼肥:花や実の収穫後に施し、樹勢の回復を促します。
これらの時期に合わせて、適切な肥料を選び、施肥を行いましょう。
施肥の方法
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環状施肥:木の周囲に深さ20〜30cmの溝を掘り、肥料を施します。
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つぼ状施肥:木の周囲に深さ30〜40cmの穴を掘り、肥料を施します。
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放射状施肥:根の広がりに合わせて放射状に溝を掘り、肥料を施します。
これらの方法を用いて、肥料が根に均等に行き渡るようにしましょう。
🌱 肥料の種類と特徴
有機質肥料
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油かす:窒素を多く含み、葉や茎の成長を促進します。
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骨粉:リン酸を多く含み、花や実の形成を助けます。
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鶏ふん:窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含みます。
有機質肥料は、土壌中の微生物によって分解され、ゆっくりと効果を発揮します。
無機質肥料(化成肥料)
無機質肥料は、即効性があり、速やかに植物に栄養を供給します。ただし、過剰に使用すると根を傷める可能性があるため、使用量には注意が必要です。
適切な施肥を行うことで、庭木の健康を維持し、美しい景観を楽しむことができます。定期的なお手入れと観察を心がけ、庭木の状態に応じた施肥を行いましょう。