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2025.06.17 お役立ちブログ
「本籍=住所」だと思っている人も多いかもしれませんが、実はこれ、別物なんです。
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本籍とは?住所との違いや調べ方をわかりやすく紹介!
「引っ越しするけど、本籍って変更したほうがいいの?」
「そもそも“本籍”って何? 住所と何が違うの?」
こんなふうに疑問を持ったことはありませんか?
今回は、不動産にまつわるちょっと気になる豆知識、「本籍」についてやさしく解説します!
住所との違いや調べ方、本籍変更のメリット・デメリットもまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
■ 本籍とは?戸籍を登録している“場所”のこと!
本籍とは、戸籍を登録している場所のことです。
戸籍とは、出生から死亡までの“身分関係”が記録されたもので、結婚や相続などの公的な証明に使われます。実際に、「東京タワー」や「大阪城公園」などを本籍にしている方もいるんです。
中には、「スカイツリー」や「ディズニーランド」を本籍にしている人もいるんですよ!
ちょっと意外かもしれませんが、本籍の場所は“自分で好きな場所”に設定できるんです!
ちなみに、「本籍地」という言葉もありますが、これは「戸籍を管理している市区町村」を指します。
本籍=場所、本籍地=その場所を担当している自治体、というイメージですね。
■ 住所との違いは?
「住所=今実際に住んでいる場所」
「本籍=戸籍を登録している場所」
この2つはまったく別のものです。
必ずしも一致している必要はありませんし、引っ越したからといって本籍も変える必要はないんです。
■ 自分の本籍ってどうやって調べるの?
「自分の本籍、どこにあるんだろう?」と思ったときは、以下の方法で調べられます。
1. 住民票で確認する
市区町村の役所で「本籍が記載された住民票」をもらえば確認できます。
発行の際、「本籍を載せてほしい」と伝えるのがポイントです!
最近では、コンビニでも発行できる自治体も増えてきました。
2. 運転免許証のICチップを読み取る
運転免許証のICチップには本籍が記録されています。
スマホアプリや免許センターの専用端末で読み取ることができますが、事前に設定した2つの暗証番号が必要になります。
3. 本籍が記載された書類をチェック
以下のような書類に本籍が載っている場合があります。
-
婚姻届や離婚届
-
相続関連の書類
-
パスポートの申請書
■ 引っ越しで本籍は変える必要がある?
結論から言うと…変えなくてOK!
引っ越しのときに必要なのは、「住民票の異動手続き」だけです。
本籍はあくまで“戸籍上の住所”なので、変更の義務はありません。
ただし、「家を買ったから」「結婚したから」といったタイミングで本籍を変更する人もいます。
本籍の変更にはメリット・デメリットがあるので、後ほど詳しく見てみましょう。
■ 本籍を変更するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
好きな場所や思い出の地にできる | 各種手続きの手間がある(免許証、パスポートなど) |
– | 相続時に戸籍をたくさん集める必要が出る場合も |
▼ メリット
「思い出の場所にしたい」「結婚を機にふたりの思い出の地にしたい」など、自由に本籍を決められるのは大きな魅力です。
※以前は「戸籍謄本が取りやすくなる」メリットもありましたが、2024年3月から全国どこの役所でも戸籍謄本が取得できるようになりました!
便利になりましたね!
▼ デメリット
本籍を変更すると、パスポートや運転免許証、国家資格などの変更手続きが必要です。
また、相続のときに過去の本籍すべての戸籍を集める必要があるため、手間が増える可能性もあります。
■ 本籍を変更する方法は?
本籍の変更には「転籍」または「分籍」という手続きが必要です。
▼ 転籍と分籍の違い
-
転籍:家族全員の本籍を移す
-
分籍:筆頭者(戸籍の最初の人)や配偶者以外の人が自分だけ戸籍を抜けて本籍を移す
▼ 手続きの流れ
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現在の本籍地の役所から戸籍謄本を取り寄せる
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転籍届・分籍届を入手して記入
-
新しい本籍地の役所か、今の本籍地の役所へ提出
必要なもの:本人確認書類(免許証など)・印鑑
■ よくある質問コーナー
Q. 結婚したら本籍はどうなるの?
A. 新しく夫婦でひとつの戸籍が作られ、本籍も新たに決める必要があります。
婚姻届に本籍を書く欄があるので、そこに記載すればOK!
Q. 離婚したら本籍は?
A. 配偶者は現在の戸籍から外れるので、結婚前の本籍に戻すか、新たに設定することになります。
子どもは筆頭者と同じ戸籍のままです。
Q. 親子で別々の本籍にできる?
A. 子どもが18歳以上なら、分籍して別の本籍を持つことができます。
ただし、分籍すると親の戸籍には戻れないので注意が必要です。
■ まとめ:本籍は自由!でも変更は慎重に
本籍は“戸籍を登録している場所”であり、住所とは別物です。
自由に設定できるとはいえ、変更にはいろいろな手続きが伴います。
「思い出の場所にしたい!」など、しっかり理由がある場合はOKですが、変更は慎重に検討しましょう。