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2025.12.12 コラム
価値が落ちにくい家の選び方
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NEW 価値が落ちにくい家を選ぶための5つのポイント
■10年後も後悔しない不動産選び■
家探しをしていると、どうしても気になるのが
「この家は将来どう評価されるんだろう?」ということ。
“今よければOK”と思いたいところですが、
10年後・20年後のことを見据えておくと、将来の選択肢が大きく変わります。
そこで今回は、実務の中でプロが必ず確認している
「価値が下がりにくい物件の共通点」を5つに整理してお伝えします。

ポイント①:立地の将来性を見る――用途地域・都市計画・災害リスク
家の価値を左右する最大の要素は、やはり“場所”。
ただ単に「駅に近いかどうか」だけではなく、
その街がどんなルールで守られているのか、将来どう変わっていくのかまで確認します。
キーワードになるのが 用途地域。
・静かな住宅環境が保たれやすい地域か
・商業エリアでにぎわう可能性がある場所か
・街の雰囲気が今後大きく変わる可能性はあるか
さらに、ハザードマップで災害リスクを確認し、
自治体が公表している都市計画や再開発の情報を見ておくと、
「将来も選ばれる立地かどうか」が判断しやすくなります。
ポイント②:土地が持つ“資産性”――建ぺい率・容積率・接道条件
戸建ての場合、建物は年数とともに評価が下がりやすい一方で、
土地の価値は立地や条件によって維持・向上することがあります。
そこで重要なのが次の3つ。
-
建ぺい率(建てられる建物の大きさの割合)
-
容積率(建てられる延床面積の割合)
-
接道義務(建物を建てるために必要な道路への接し方)
この3点は、将来的な建て替えの自由度や利用価値に直結します。
特に接道義務は不可欠で、
満たしていない場合は「再建築不可」となり、
資産価値が大きく下がってしまうため、必ず確認したいポイントです。
ポイント③:建物の品質をどう担保するか――長期優良住宅・インスペクション
価値が落ちにくい家の大切な条件が 品質。
新築なら、
耐震性・省エネ性・維持管理のしやすさなど、
国が示す基準を満たす 長期優良住宅 の認定がひとつの安心材料になります。
中古の場合は、
専門家による建物の調査 ホームインスペクション(住宅診断) を受けることで、
雨漏り・シロアリ被害・構造の問題など、見えない部分を把握できます。
適切な判断材料が揃うことで、
購入後のトラブル予防や、将来の計画も立てやすくなります。
ポイント④:マンションは「管理」で決まる――長期修繕計画と積立金の状況
※マンションの場合、資産価値を左右する大きな要因が 管理の質。

しっかり管理されているマンションは、
外観や設備が劣化しにくく、価値が維持されやすい傾向があります。
見るべきポイントは、
-
長期修繕計画が実現性のある内容か
-
修繕積立金が不足していないか
-
管理組合が適切に機能しているか
議事録を確認すると、住民の意識や管理状況がよくわかります。
管理体制が良いマンションほど、長期的な価値が安定しやすいのは確かです。
ポイント⑤:多くの人に選ばれる“普遍性”――間取りとデザイン
最後は、間取りとデザインの普遍性。
個性的な間取りは刺さる人には刺さりますが、
将来的に買い手の層が限定されてしまうことがあります。
・生活動線が分かりやすい
・家族構成が変わっても使いやすい
・内装や外観が過度に流行に寄っていない
こうした “広く受け入れられやすい作り” があると、
中古市場でも評価が安定しやすくなります。
まとめ
■「今の住みやすさ」と「未来の価値」の両方で判断する■
価値が落ちにくい家の条件は次の5つ。
-
立地の将来性を確認する
-
土地の条件(建ぺい率・容積率・接道)を把握する
-
建物の品質を客観的に評価する
-
マンションは管理状態を重視する
-
普遍的で選ばれやすい間取り・デザインを選ぶ
この5つの視点を持って物件を見ていくと、
「住むための家」だけでなく、
「資産として価値の続く家」を選びやすくなります。


