リースバック、ちょっと待って!!|不動産買取専門店 共栄エステート

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リースバック、ちょっと待って!!

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「家は売りたい。でも、出ていきたくない」

そんなあなたに知ってほしい、新しい選択肢――リースバック

「老後の資金が心配。でも今の家には思い出が詰まっていて、離れたくない…」
「借金を整理したいけれど、子どもが通う学校区は変えたくない…」
「実家の維持が難しくなってきたけど、まだしばらくは住んでいたい…」

そんなふうに、“売る必要があるけれど、離れたくない家”を抱えている方に、いま注目されているのが 『リースバック』 という不動産の新しいカタチです。

家を手放しながら、今の暮らしはそのまま。
そんな都合のいい話が、本当にあるのでしょうか?

この記事では、リースバックの仕組みと、「本当に自分に向いているのか?」を判断するためのポイントを、わかりやすく解説します。

リースバックとは?

「家を売っても、住み続けられる」新しい住まいのかたち

リースバックとは、今住んでいる自宅を売却しながら、売却後も賃貸としてそのまま住み続けられる仕組みのことです。

家を売ることでまとまったお金を手に入れつつ、引っ越しの必要はなし。
住み慣れた環境のまま、家計や人生設計を見直すことができる――
そんな柔軟な選択肢として、近年注目を集めています。

こんな目的で活用されています!

  • 老後の生活資金や介護費用を確保したい。

  • 相続・資産整理を進めたい。

  • 住宅ローンの返済負担を軽くしたい。

  • 住み替え前に資金を確保しておきたい。

 

大切なのは、「所有から賃貸へ」というライフスタイルの変化を受け入れられるかどうか。。。検討のポイントです。

リースバックのメリットとデメリット

知っておきたい「安心」と「注意点」

リースバックには、「住み続けられる安心感」や「資金確保の柔軟さ」といった魅力がありますが、当然ながらデメリットも存在します。
後悔しないためには、メリットとデメリットの両面をしっかり理解しておくことが大切です。


【メリット】

住み慣れた家にそのまま暮らせる
売却後も引っ越す必要がないため、生活環境をそのまま維持できます。
高齢の方や、お子さんのいるご家庭には特に大きな安心材料となります。

◎まとまった資金を確保できる
自宅を売却することで、老後の生活費・介護費・借金の返済・事業資金などに使える現金が得られます。
住みながら資金を調達できるのは、他の方法にはない大きな強みです。

売却から賃貸への流れがスムーズ
購入者とそのまま賃貸契約を結ぶため、住み替えや空き家対策のような煩雑な手続きが不要。
スピーディーに資金化したいときにも向いています。

周囲に知られず資産整理ができる
引っ越しを伴わないため、「家を売った」と気づかれにくいのもメリット。
プライバシーを重視したい方にも安心の選択肢です。


【デメリット】

▲所有権を手放すことになる
売却後は、家は「自分のもの」ではなくなります。
契約内容によっては、貸主の事情で将来的に退去を求められる可能性もあるため、契約条件は十分な確認が必要です。

▲家賃の支払いが発生する
売却後は「借主」となり、毎月の家賃を支払う必要があります。
場合によっては相場より高めになることもあり、長期的なコストを見積もっておく必要があります。

売却価格が相場より安くなるケースがある
リースバックでは、住み続けるリスクを購入者が負うため、通常の売却よりも価格が下がる傾向にあります。
特に、資産価値の最大化を重視する方は、他の売却手段としっかり比較検討しましょう。

リースバックに向いているのは、こんな方です

リースバックは、誰にでも当てはまる万能な仕組みではありません。
ですが、「今の家に住み続けたいけど、お金の問題も解決したい」という状況にある方にとっては、非常に有効な選択肢となります。

以下のようなケースに当てはまる方は、ぜひ一度リースバックを前向きに検討してみてください。


◎高齢のご夫婦・単身高齢者の方

「年金だけでは生活が不安」
「子どもに迷惑をかけずに、安心して暮らしたい」
「でも、思い出の詰まった家からは離れたくない」

そんなお気持ちを抱えている方には、リースバックがぴったりです。
家を売却して老後資金を確保しながら、住み慣れた自宅にそのまま住み続けることができます。
相続や資産管理の面でも、手続きをシンプルにできます。


 ◎子育て世代・住み替えを検討中のファミリー層

「子どもの学校の都合ですぐには引っ越せない」
「新築や住み替えの準備中だけど、今すぐ資金が必要」
「でも、仮住まいは避けたい」

そんな住み替えの“つなぎ期間”に、リースバックは大きな力を発揮します。
売却して資金を調達しながら、家が完成するまでそのまま居住。家族への負担も最小限に抑えられます。


◎ 住宅ローンの返済が厳しい方

「収入が減ってローンの返済が厳しくなってきた」
「滞納する前に、生活を立て直したい」
「けれど、急な引っ越しはしたくない」

そんな“住宅ローンに追われる日々”から抜け出す手段の一つとしても、リースバックは有効です。
売却によってローンを整理し、家賃を支払いながら今の生活を継続できます。
無理なく生活を立て直す「リスタート」の選択肢です。


◎相続や資産整理を考えている方

「子どもに家を相続させる予定がない」
「自宅が老朽化してきたけれど、今すぐ出ていくつもりはない」
「いずれは施設へ移ることも視野に入れている」

そんな方にも、リースバックは有効な資産整理の手段となります。
空き家リスクの回避や、相続手続きの簡素化にもつながり、将来的な負担を減らすことができます。

まとめ|便利な反面、“手放す覚悟”も必要なリースバック

リースバックは、「売っても住み続けられる」非常に柔軟な資産活用法です。
老後資金の確保やローン返済の整理、住み替えのタイミング調整などに役立つ場面も多くあります。

しかし一方で、以下のようなリスクや覚悟も伴います。

  • 一度売却すれば、もう自分の家ではないという現実

  • 家賃が市場より高くなるケースもあり、長く住むほど負担が増すこと

  • 契約の内容によっては、数年後に「出ていってほしい」と言われる可能性もあること

  • 売却価格が相場より低くなり、損をしたと感じるケースがあること

これらは、「住みながらお金を得られる」という表面的なメリットだけでは見落としがちな“怖さ”です。
だからこそ、リースバックを選ぶ前には、自分や家族の今後の暮らし、資金計画をしっかり見つめ直すことが必要です。

もし今、
「本当にリースバックでいいのか?」
「自分に合っているのか不安だ」
そう思っているなら、まずは相談から始めてください。
不安も、選択肢も、すべて正直に話してくれる専門家に出会うことが第一歩です。

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