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2025.05.26 お役立ちブログ
畳が古くなったらどうする?自分でできる簡単張り替え&費用の裏事情
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「畳がだいぶ古くなってきたけれど、業者に頼むと費用が高そう…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
実は、畳の張り替えは自分でおこなうことも可能です。少し手間はかかりますが、DIYなら業者に依頼するよりも費用をぐっと抑えることができます。
今回は、畳を自分で張り替える方法や適切なタイミング、注意点などを詳しくご紹介します。賃貸物件のオーナーさまや、住まいのメンテナンスに関心のある方はぜひご参考にしてみてください。
畳の張り替えは自分でできる!知っておきたい張り替え時期の目安
畳は裏表が使える構造になっており、一般的な寿命はおよそ5〜10年とされています。しかし、畳の種類や使用頻度、設置場所の環境によって、交換すべきタイミングは異なります。
畳の張り替えサインとは?
以下のような症状が見られたら、張り替えを検討するタイミングです。
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表面が凹んでいる、裂けている
裂け目があると畳が乾燥しやすくなり、傷みが急速に進行します。見つけたら早めの対処が必要です。 -
畳の上を歩くと沈む感覚がある
畳の内部まで劣化が進んでいる可能性があり、場合によっては建物の構造部分にも影響を与えているケースも。早めの確認が重要です。 -
カビやダニの発生が見られる
畳は湿気に弱く、家具やカーペットの下などではカビやダニが繁殖しやすくなります。カビの臭いや急なかゆみを感じた場合は、畳の張り替えを検討しましょう。放置すると、家全体にカビが広がる恐れもあります。 -
い草のささくれや表面の変化
経年劣化により表面がガサガサになってくると、足裏や指に刺さることもあり危険です。見た目や手触りの違和感も、張り替えのサインといえるでしょう。
畳の張り替えは自分でできる?方法は大きく分けて3種類!
畳の張り替えには、状態や使用年数に応じて主に3つの方法があります。それぞれの特徴とタイミングを知って、適切に対応しましょう。
1. 裏返し(目安:使用から3〜5年)
もっとも手軽で費用を抑えられるのが「裏返し」です。畳表を裏返して再利用する方法で、日焼けや細かいすり傷が気になり始めたときに行います。
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ポイント:畳縁(ふち)は新調が必要ですが、畳表そのものは裏返すだけ。
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注意点:裏返しは基本的に1度しかできません。2回目以降は「表替え」を検討しましょう。
2. 表替え(目安:使用から5〜7年)
畳表がささくれてきたり、黒ずみや摩耗が目立ってきたら「表替え」のタイミングです。
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方法:畳床(畳の芯の部分)はそのまま使用し、表面のゴザ(い草)と縁だけを新しいものに交換します。
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メリット:比較的コストを抑えながら、見た目も使用感も大きく改善できます。
3. 新調(目安:使用から10年以上)
長年使い込んだ畳に「凹み」や「隙間」が目立つようになったら、畳そのものを新品に交換する「新調」が必要です。
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特徴:畳床も含めてすべてを新しくするため、耐久性もリセットされ、住まいの快適性が向上します。
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注意点:床の精密な測定や加工が必要になるため、自分で行うのは難しく、専門業者に依頼するのが安心です。
畳の張り替えは自分で?それとも業者に依頼?費用と期間の目安
畳の張り替えを自分で行うのが難しいと感じた場合は、無理せず専門業者に依頼するのも一つの選択肢です。ここでは、張り替え方法別にかかる費用や期間の目安をご紹介します。
1. 裏返し(費用:約4,000円/1枚・作業期間:1日)
畳表を裏返して再利用する「裏返し」は、もっとも簡単な張り替え方法。畳縁だけを新しくするため、費用は抑えられ、1日で施工が完了します。
2. 表替え(費用:約5,000〜20,000円/1枚・作業期間:1日)
畳表と縁を新調する「表替え」は、見た目や機能性を一新したいときに最適です。費用は使用する畳表の品質(い草の産地やグレード)によって幅があります。基本的には1日で仕上がります。
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国産い草を使用する場合はやや高めになる傾向があります。
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格安なものは海外製のい草や化学表を使用していることもあります。
3. 新調(費用:約10,000〜30,000円/1枚・作業期間:2〜10日)
畳床(芯材)からすべてを新しくする「新調」は、最も費用がかかる方法ですが、10年以上使った畳を根本から改善できる選択肢です。
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費用の違いは、畳表の品質や畳床の材質によって決まります。
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作業期間は、業者が採寸 → 新しい畳の製作 → 入れ替え という流れのため、最短2日〜長くて10日程度かかります。
まとめ
今回は、畳を自分で張り替える方法やそのタイミングについてお話ししました。
畳は日本の暮らしにとてもなじみ深いものですが、傷んだままにしておくと、見た目だけでなく健康にも影響が出ることもあります。
「まだ大丈夫かな?」と悩むこともあるかもしれませんが、無理せず自分で対応できるかどうかを見極めて、難しいと感じたらプロに相談してみてくださいね。
暮らしの快適さを守るためにも、畳のケアを少しずつ始めてみましょう。